【初心者向け】文章力を鍛えたいあなたが文章を書く前にやるべきこと

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物書きの職業でなくとも、企画書や報告書だったり、趣味のブログだったり、日常で文章を書く機会って多いですよね。

とはいえ、
「文章を書くって苦手だ」
「書いてる途中に何度も手が止まってしまう…」
という方は多いと思います。ぼくもそうでした。

文章力は才能だ!センスだ!と思われがちですが、実は文章の書き方・テクニックを学ぶだけでも文章力を格段に向上させることができます。

そこでこの記事では、だれでも迷わずにロジカルな文章を書けるようになる基礎的なテクニックを紹介します。

読むのに3分くらいしか掛かりませんので、ぜひチェックしてください。

時間がない人向けにこの記事のポイントを紹介しておきます。

この記事の3つのポイント
  1. 文章の出来は書き始める前に決まる
  2. 悩まずに書くためにはテーマと構成を定義する
  3. 構造シートを作ってテーマと構成を整理しよう

文章の出来は書き始める前に決まる

ノートと万年筆とメガネ

 

初心者がやりがちですが、文章が書けなくなる原因は、いきなり本文を書き始めてしまう書き方にあります。

「何を書くか」「何から書くか」「どれくらい書くか」を同時に考えながら本文を書いてしまっているから、手が止まってしまうのです。

例えるなら、行き先も道順も決めずに行き当たりばったりの旅に出てしまうようなもの。

悩むことなく文章を書くためには、文章を書き始める前にまず「何を」「何から」「どれくらい」書くのかを決める必要があります。

悩まずに書くためにテーマと構成を明確にする

山とコンパス

途中で手を止めることなく文章を書くためには、テーマと構成を明確にすることが重要。

テーマとは、その文章で伝えたいこと、その文章を書く目的のことです。テーマを決めないまま文章を書き始めてしまうと、論点が途中でずれたり話の着地点を失ったりしてしまいます。

構成とは、テーマを伝えるための文章の骨組みのことです。構成は、「要素」「順番」「軽重」から成り立ちます。先ほど述べた「何を書くか」「何から書くか」「どれくらい書くか」にあたるものです。

目的地(=テーマ)と道筋(=構成)をあらかじめ決めておくことで、迷わずゴールに辿り着くことができます。

文章を書き始める前にテーマと構成を定義することが、ロジカルな文章を書くための基本的な方法です。

テーマと構成を定義する作業手順

ノートに書き込む人物

文章を書き始める前にやっておくべき、テーマと構成を決める作業の手順をご紹介します。
手順は次の3ステップです。

  1. 書きたい話題を箇条書きにする
  2. テーマを決める
  3. 構成を決める

①書きたい話題を箇条書きにする

まずはこれから書く事柄について、書きたい話題を箇条書きでひたすら書き出していきます。

箇条書きで書き出した内容が、文章を構成する要素、つまり「何を書くか」になります。

このとき、書き出す話題が必要かどうかや書き出す順番は気にせず、思いつくだけじゃんじゃん書き出しましょう。

②テーマを決める

次に箇条書きで書き出した話題を振り返りながら、これから書く文章のテーマを決めていきます。

その文章で読者に何を伝えたいのか、ゴールを決める大切な作業です。

またテーマはそのまま、これから書く文章のタイトルにもなります。

あなたがその文章をどんな読者に読んでもらいたいのかによって、同じ話題でもテーマの切り口は変わってくるはず。

ターゲットにしている読者が本当に知りたいと思っている情報を想像しながらテーマを決めましょう。

③構成を決める

テーマが決まったら、最後に構成を固めます。

構成とは「要素」「順序」「軽重」だと述べました。ここでは箇条書きに書き出した話題を眺めながら、「要素」→「順序」→「軽重」の順番で構成を決めていきます。

書き出した話題が、そのまま見出しとなるように組み替えていくイメージです。

先に決めたテーマを達成するためには何を、どれから、どれくらい書いていくべきか、よく検討しましょう。

テーマと構成の定義の実践方法

階段を駆け上がる人物の足

テーマと構成を定義する作業手順を紹介しました。

ここでは、テーマと構成を決める作業の具体的な実践方法をご紹介します。

構造シートでテーマと構成を整理しよう

これまでに述べたテーマ・構成の定義作業はパソコンのメモ帳などでもできますが、はじめは紙に手書きで「構造シート」を作るのがおすすめ。

テーマと構成を決める作業はどうしても面倒に感じてしまうため、パソコンだとついつい本文を書き始めてしまうことが多いのです。

慣れてくると頭の中で瞬時に構成を組み立てられるようになりますが、慣れるまではがんばって手書きで構造シートを書き出すようにしましょう。

構造シートの作り方

構造シートの作り方は難しくありません。

まずは、ノートでもルーズリーフでもいいので1枚の紙を用意します。大きさも自由ですが、B5やA4くらいの十分な大きさがあると良いです。

  1. 紙の上の方に横線を引いて、テーマを書き込むスペースを作る。この時点では空白。
  2. 左右に少し余白を残して、書きたい話題を箇条書きに書き出す。
  3. 書き出した話題を見返して、テーマを横線の上に書き込む。
  4. テーマを達成するために、話題を書く順番を決めて箇条書きの左側に数字を書き込む。
  5. 話題をどれくらい書くか=重要度をABCの3段階で判断して、箇条書きの右側に書き込む。

構造シートが固まったら、あとは決めた構成に沿って本文を肉付けしていくだけです。

構成づくりのテクニック

話を聞いてメモを取る人々

ここでは補足として、構成づくりをする時に知っておくと便利なテクニックを紹介します。

5W1Hに沿って話題を書き出す

箇条書きで話題を書き出す時には、5W1Hを意識すると抜けがなく話題を網羅できます。

5W1Hとはすなわち、Who(誰が)When(いつ)Where(どこで)What(何を)Why(なぜ)How(どのように)ということです。

箇条書きにした話題がちゃんと5W1Hを満たしているか、確認するようにしましょう。

結論は先に書く

「PREP法」などの有名な文章構成術にも共通する方法として、その文章の結論ははじめに主張しておくというものがあります。

またWEB文章の場合は、結論を先延ばしにすると読者が離脱しやすいと言われています。

もしあなたが文章を読んでいて、前置きばかりで結論や知りたいことがなかなか分からなかったら、読む気がなくなりますよね。

構成を固めるときには、結論を最初に持ってくるように意識しましょう。

書き出した話題はぜんぶ使わなくても良い

箇条書きで書き出した話題はすべて盛り込まなきゃ!と思うかもしれませんが、無理に全部使う必要はありません。

盛り込む話題が多いほど、文章は冗長で内容が薄くなってしまいます。

あえて網羅的にする文章もありますが、伝えたいテーマを明確にするためには、あえて話題を削る決断をしなければならない時もあります。

テーマを伝えることを第一に考えて、話題を整理しましょう。

おわりに

積み重なった本

この記事では、論理的な文章を書くために、書き始める前にやっておくべきテーマと構成の決め方を紹介しました。

  1. 文章の出来は書き始める前に決まる
  2. 悩まずに書くためにはテーマと構成を定義する
  3. 構造シートを作ってテーマと構成を整理しよう

いきなり本文を書き出しているように見えるプロの物書きも、実は書き出す前に頭の中でテーマや構成を瞬時に作り出していると言われます。

はじめはなかなか難しいですが、テクニックを積み重ねていくことでもあなたの文章力は格段に向上しますので、まずは実践してみてください。

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございます。

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